Go by Example: Base64 Encoding

Go は Base64 エンコード/デコード を組み込みでサポートしています。

 
package main

この構文は、encoding/base64 パッケージをデフォルトの base64 の代わりに b64 という名前でインポートします。 サンプルコードのスペースを多少省略できます。

 
import (
    b64 "encoding/base64"
    "fmt"
)

func main() {

エンコード/デコードする string は次の通りです。

 
    data := "abc123!?$*&()'-=@~"

Go 標準の Base64 と URL 互換の Base64 の両方をサポートしています。 以下は、標準のエンコーダーを使ってエンコードする方法です。 エンコーダーは []byte を要求するので、 string を型変換してやります。

 
    sEnc := b64.StdEncoding.EncodeToString([]byte(data))
    fmt.Println(sEnc)

デコードはエラーを返す可能性があります。 入力が適切かあらかじめ分からない場合にはチェックできます。

 
    sDec, _ := b64.StdEncoding.DecodeString(sEnc)
    fmt.Println(string(sDec))
    fmt.Println()

次のエンコード/デコードは、URL 互換の Base64 フォーマットを使います。

 
    uEnc := b64.URLEncoding.EncodeToString([]byte(data))
    fmt.Println(uEnc)
    uDec, _ := b64.URLEncoding.DecodeString(uEnc)
    fmt.Println(string(uDec))
}

標準のエンコーダーと URL 互換エンコーダーで 微妙に異なる値となります (末尾が + か -) が、 いずれも期待通り元の文字列にデコードされます。

 
$ go run base64-encoding.go
YWJjMTIzIT8kKiYoKSctPUB+
abc123!?$*&()'-=@~
 
YWJjMTIzIT8kKiYoKSctPUB-
abc123!?$*&()'-=@~

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by Mark McGranaghan and Eli Bendersky (translated by @oohira) | feedback | license