Go by Example: Arrays

Go では、配列 (array) は特定の長さをもつ番号付けられた要素の列です。
	package main
	import "fmt"
	func main() {
ここでは、ちょうど 5 つの `int` をもつ配列 `a` を作成しています。要素の型と長さはいずれも配列の型の一部です。デフォルトでは、配列はゼロ値で初期化されるので、 `int` の場合は `0` になります。	var a [5]int fmt.Println("emp:", a)
`array[index] = value` で指定位置に値を設定し、 `array[index]` によって値を取得できます。	a[4] = 100 fmt.Println("set:", a) fmt.Println("get:", a[4])
`len` ビルトイン関数は配列の長さを返します。	fmt.Println("len:", len(a))
配列を 1 行で宣言かつ初期化するには、次の記法を使います。	b := [5]int{1, 2, 3, 4, 5} fmt.Println("dcl:", b)
配列型は 1 次元ですが、多次元のデータ構造を表す型を構成することもできます。	var twoD [2][3]int for i := 0; i < 2; i++ { for j := 0; j < 3; j++ { twoD[i][j] = i + j } } fmt.Println("2d: ", twoD) }

`fmt.Println` で配列を表示すると、 `[v1 v2 v3 ...]` の形式となる点に注意してください。	$ go run arrays.go emp: [0 0 0 0 0] set: [0 0 0 0 100] get: 100 len: 5 dcl: [1 2 3 4 5] 2d: [[0 1 2] [1 2 3]]
典型的な Go では、配列よりもスライス (slices) をよく見ることになるでしょう。スライスは次回学びます。

Next example: Slices.