Go by Example: Writing Files

Go でのファイル書き込みは、 前回見たファイル読み込みと同じパターンに従います。

package main
import (
    "bufio"
    "fmt"
    "os"
)
func check(e error) {
    if e != nil {
        panic(e)
    }
}
func main() {

まず初めに、文字列 (または単なるバイト列) を書き出す方法です。

    d1 := []byte("hello\ngo\n")
    err := os.WriteFile("/tmp/dat1", d1, 0644)
    check(err)

より細かく書き込むには、ファイルをオープンします。

    f, err := os.Create("/tmp/dat2")
    check(err)

ファイルをオープンした直後に、遅延実行を使って Close するのが慣例です。

    defer f.Close()

バイト型のスライスを期待通り Write できます。

    d2 := []byte{115, 111, 109, 101, 10}
    n2, err := f.Write(d2)
    check(err)
    fmt.Printf("wrote %d bytes\n", n2)

WriteString 関数も使えます。

    n3, err := f.WriteString("writes\n")
    check(err)
    fmt.Printf("wrote %d bytes\n", n3)

書き込みをストレージにフラッシュするには Sync 関数を実行します。

    f.Sync()

bufio パッケージは、前回学んだバッファ読み込みに加えて、 バッファ書き込みをサポートしています。

    w := bufio.NewWriter(f)
    n4, err := w.WriteString("buffered\n")
    check(err)
    fmt.Printf("wrote %d bytes\n", n4)

バッファリングされた操作が下位の Writer にすべて適用されることを保証するために Flush を実行します。

    w.Flush()
}

ファイル書き込みのコードを実行します。

$ go run writing-files.go
wrote 5 bytes
wrote 7 bytes
wrote 9 bytes

そして、書き出されたファイルの中身を確認します。

$ cat /tmp/dat1
hello
go
$ cat /tmp/dat2
some
writes
buffered

次は、stdinstdout ストリームに見られる、 いくつかのファイル I/O の考え方を適用する例を見ていきます。

Next example: Line Filters.