ときには、私たちの Go プログラムは他の Go
でないプロセスを生成する必要があります。
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package main
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import (
"fmt"
"io"
"os/exec"
)
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func main() {
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まずは引数なし、つまり入力を受け取らずに、
標準出力へ何か表示するだけの単純なコマンドから始めましょう。
exec.Command ヘルパーは、
この外部プロセスを表すオブジェクトを作成します。
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dateCmd := exec.Command("date")
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Output メソッドは、コマンドを実行して終了を待ち、
その標準出力を取得します。エラーがなければ、
dateOut は日付情報のバイト列を保持します。
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dateOut, err := dateCmd.Output()
if err != nil {
panic(err)
}
fmt.Println("> date")
fmt.Println(string(dateOut))
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Output メソッドや Command のその他のメソッドは、
コマンドを実行するのに問題(例. パス誤り)が見つかると
*exec.Error を返します。また、コマンドは実行できても
終了コードが非ゼロだった場合は、*exec.ExitError
を返します。
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_, err = exec.Command("date", "-x").Output()
if err != nil {
switch e := err.(type) {
case *exec.Error:
fmt.Println("failed executing:", err)
case *exec.ExitError:
fmt.Println("command exit rc =", e.ExitCode())
default:
panic(err)
}
}
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次に、もう少し複雑なケースとして、
パイプを使って外部プロセスの stdin にデータを与え、
結果を stdout から取得する例を見てみましょう。
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grepCmd := exec.Command("grep", "hello")
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次の例では、標準入力/出力のパイプを明示的につかみ、
プロセスを開始します。入力データを書き込み、出力を読み込み、
そして最後にプロセスが終了するのを待ちます。
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grepIn, _ := grepCmd.StdinPipe()
grepOut, _ := grepCmd.StdoutPipe()
grepCmd.Start()
grepIn.Write([]byte("hello grep\ngoodbye grep"))
grepIn.Close()
grepBytes, _ := io.ReadAll(grepOut)
grepCmd.Wait()
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上の例ではエラーチェックを省略しましたが、いつもの
if err != nil パターンを使うことができます。
また、上の例では StdoutPipe の結果だけを取得しましたが、
全く同じ方法で StderrPipe からも取得できます。
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fmt.Println("> grep hello")
fmt.Println(string(grepBytes))
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コマンドを起動するときは、1 つのコマンドライン文字列を
渡せるのではなく、コマンドと引数の配列を明示的に
渡す必要がある点に注意してください。
文字列でコマンドを起動したいなら、
bash の -c オプションを使うことができます。
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lsCmd := exec.Command("bash", "-c", "ls -a -l -h")
lsOut, err := lsCmd.Output()
if err != nil {
panic(err)
}
fmt.Println("> ls -a -l -h")
fmt.Println(string(lsOut))
}
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